たねとねっこ
たねとねっこ、ぶどう農家です。まずはこの屋号について。
三重県の名張市美旗地区のぶどう農家は種ありぶどうこそが美味しいぶどうと考えております。なぜかと言いますと、実を付ける植物は子孫、「たね」を残すために実を付けます。ということは「たね」にどれだけ栄養を与えられるかが植物としての勝負なのです。ですから、植物は「たね」があればこそ目の前の目標に向かってがんばれる、・・・のではないかな、というおはなしです。ま、実際に食べたらおいしい気がするって程度ではありますが、私たちは「たね」のチカラを信じています。
つぎに「ねっこ」です。根を必要としない珍しい植物も存在しますが、基本的にぶどうも含めた植物は「ねっこ」が大事。健康な「ねっこ」こそが健康なぶどうをかたち作るのです。もちろんぶどうだけでなく、農家としての私たちも「ねっこ」がきれいで健康じゃなければお客様との良いお付き合いはさせていただけません。人としての「ねっこ」も大切に育んでいきたいという思いから「ねっこ」を屋号に入れたいと考えました。
by ねこ好き農家
旧栁島園
前身の栁島園で修業を積み、2025年に師匠から引き継ぎました。
いままでのお客様にもこれからのお客様にもお気に入りのぶどう屋さんになれるよう精進いたします。