たねとねっこではみんな大好きシャインマスカットや「ぶどうと言えば」の巨峰をはじめ、7種類程度のぶどうの品種を育てています。それぞれにそれぞれの「美味しい」がありますので、いろんなぶどうを知っていただけたらと思っております。

シャインマスカット

言わずと知れた近年のぶどう会の売れっ子。果物の女王ともいわれるマスカット・オブ・アレキサンドリアの血を引き、食べやすさを追求した結果、スターとしての名声を欲しいがままにしている。生食ではマスカットとしての気品高い香りを保ちながら濃厚な甘さを堪能でき、粒が大きく加工性も良いことから各種スイーツの原料にも利用されている。たねとねっこでは種ありぶどうを売りにしながらもシャインマスカットは種なしで提供。大人の事情ということでご理解ください。

巨峰

ぶどうの代名詞と言っても過言ではないくらい世の中に浸透した有名品種。甘さをとっても香りをとっても、さらにはボディのサイズ感をとっても、「豊かな」という表現がぴったりハマるぶどう会の大御所。世の中が混沌としていた1942年に誕生し、激動の昭和を生き抜いてきた歴史からも、大御所という名がしっくりくる。ビタミンCやポリフェノールも豊富でココロにもカラダにも響きわたる品種。たねとねっこではもちろん種ありでご提供。

デラウェア

小粒ぶどうの代表デラウェア。赤紫の粒に甘さをたたえるアメリカ生まれの人気者。かつては日本を一世風靡した経験も持つが、最近は大粒軍団に押され気味。でも甘さも芳醇なジューシーさも兼ね備えているので近頃ワインとして生きる道を模索中。がんばれデラウェア!まだまだいけるぞデラウェア!君は美味しいのだから。さて、たねとねっこでは・・・、こちらも大人の事情的な種なしでのご提供。

クイーンニーナ

鮮やかな赤いボディが印象的なこの子はクイーンニーナ。酸っぱい生き方は嫌いな、甘さを極めた平成生まれの若者。大粒なのに大味ではない、その糖度は平均で21度。シャインマスカットが糖度16~20度、巨峰が糖度18~20度なので甘さは数字にもハッキリ。皮もうすめで皮ごとでも食べられ、種なしで食べやすいため今後の人気は約束されている?たねとねっこでは、特徴を生かした種なしでご提供。

ナガノパープル

ぶどうの代名詞と言っても過言ではないくらい世の中に浸透した有名品種。甘さをとっても香りをとっても、さらにはボディのサイズ感をとっても、「豊かな」という表現がぴったりハマるぶどう会の大御所・・・あ、間違えました。見た目は巨峰のナガノパープルです。巨峰の息子、ナガノパープル。長野で生まれ、最近全国進出を果たしたナガノパープルでございます。種なし、皮うす、丸ごと食べていただけるナガノパープル。まずは名前だけでも覚えてください。ナガノパープル、ナガノパープルでございます。

ベニバラード

鮮やかな赤に輝く楕円形の実が美しいベニバラード。その特徴は何と言ってもパリパリ・シャリシャリとした食感にあります。良い意味でぶどうっぽくなく、糖度は高いのに高貴で上品な甘さが特徴で、全国的にも栽培面積が少ない希少品種です。

安芸クイーン

鮮やかで大粒の赤い実が特徴の安芸クイーン。その名の通り広島で生まれ、瀬戸内海の温暖な気候に適した品種として開発されました。三重県は安芸クイーンの栽培が全国2位です。クイーンニーナのお母さんにあたる品種で甘みと酸味のバランスが非常に良く、みずみずしくジューシー。こちらも全国的には栽培面積が少ない希少品種です。